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ほぼ専業主婦

夫のお陰で“ほぼ専業主婦”の日々を満喫させてもらってる。

まさか自分に専業主婦が務まるなんて夢にも思ってなかったが、これが楽しくてたまらない。



19歳で社会に出て、それからというもの(当然かもしれないが)ずっと働いてきたので、(これまた当たり前かもしれないが)“勤労=生活の一部(大部分?)”になっていた。

夫に“食わしてやってる”と偉そうにされるのはイヤだったし、ずっとそうしてきたように、欲しいものは自分のお金で気兼ねなく手に入れたかった・・・

しかし、

いざ専業主婦になってみると・・・?

意外や意外(!?)夫は偉そうにすることはなく、以前と変わらない。

「買いたいものがある」と申し出ても、快くお小遣いをくれる。

・・・少々戸惑いながらも、その心地良さにどっぷり浸かる日々。

経済的な面は置いといたとして、私に時間が出来たお陰で、精神的な余裕が生まれ、結果、夫婦喧嘩がガクンと減った。
外食が減ったのも、夫としては嬉しかったよう。(←当然。今までゴメン!)

そんなこんなで、思いがけず平穏な日々が待っていた。



専業主婦になるにあたって、もう1つ気掛かりだった“手持ち無沙汰になるかも?”という点も、難なくクリア、というか、やりたいことが後から後からわんさか湧いてきて困ってる程。

娘と一緒におもちゃを作ったり、絵を描いたり、独りになりたい時は、娘の目を盗みつつ作業部屋で縫い物したり・・・。

先日、娘とダンボールハウスを作ってた時、ダンボールに色を塗りながら

「あぁ、私はずっとずっとこんなが生活がしたかったんだなぁ・・・」

としみじみ思ってしまった。



この地に移住・起業してから丸5年は、お休みはおろか、プライベートのない生活だった。
365日働いて、真夜中に仕事の電話がかかってくることも考えたら24時間の対応・・・
そんな生活が5年続いた。

それはそれで楽しいこともいっぱいあったが、あまりにも自分たちの時間を犠牲にし過ぎたのか、私自身、正直辛いと感じることもあって・・・。

・・・今はその時の反動か、プライベートの時間が何より大切だし、実際、その時間を一番大事にしている。
家族で過ごすかけがえのない時間は、お金や目に見えるものには決して換えられないから。



でも、そんな風に思えるのは、辛い時期があったからこそ。

あの時期があったから、今を楽しめるのだと思うし、今が幸せだと感じられるのだと思う。

あの時があったから、今がある。

・・・日々の積み重ねが未来へ通じる、と実感するこの頃だ。





ほぼ専業主婦 - Photo No.1 ちょこっと予告編?
←娘と作ったダンボールハウス。



子供が生まれるまでは、仕事一筋。
自分たちの未来の為、必死に働いた。

今は、育児に専念。
といっても、娘と遊び惚けてるだけだが・・・。
でも、自分の人生において、一度はやってみたかったことなので、納得いくまでやろうと思ってる。
こればかりは、タイミングを逃すわけにはいかないから、“今この瞬間”を大切にしようと思う。



ダンボールハウスは、1月30日工事着工(?)し、2月10日ようやく完成。(何事もスローな娘と私:泣)
詳しくは、後日“育児ch”にアップする予定。






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