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マッサージでしばし極楽

少し前の話ですが、お隣の奥さん(タイ人)が

「明日、マッサージ師さんを呼んだんだけど、マッサージ受けてみる?」

と声を掛けて下さいました。

「ええ! もちろん!! 是非お願いします!!!」

と即答したかったのですが、なんせチビを抱える身・・・(泣)

「受けたいのは山々ですが、夫と相談してみます」

と。



早速夫に相談してみると、

「ちょうどPCのパーツを買いに行く用事があるんで、小1時間ぐらいだったら娘を連れて行ってもいいぞ」

と。

「うわぁ! マジでぇぇぇ~?! ヤッタ、ヤッター!!!」

めちゃくちゃ嬉しくて、思わず小躍りしてしまいました。

というのも、夫にとって子守は最も苦手な分野。
あっさり引き受けてくれるなんて夢にも思ってなかったので、ビックリ&嬉しくて~!



夕方、隣の奥さんに

「夫が子守してくれるようなので多分大丈夫だと思いますが、わがままな子なので当日いきなり愚図り出すかもしれませんので、とりあえず仮予約ということでいいですか?」

と恐る恐る尋ねてみると、快くOKして下さいました。(ありがとうございます~!)





当日。

マッサージの予約時間の少し前に、夫と娘がコンピュータープラザへ出掛けて行くのを見届け、いそいそと用意しお隣へ。


マッサージでしばし極楽 - Photo No.1 入り口

マッサージでしばし極楽 - Photo No.2 詳しくは聞きませんでしたが、何でもこの日はタイマッサージの研修生が数人来てるということで、結構本格的な演出でした。

←足を洗うバケツまで用意されてました。



マッサージでしばし極楽 - Photo No.3 セラピストさんに足を洗ってもらってる間、冷たいレモングラスティーと、温かい薬草茶がサーブされました。嬉しい♪

お隣のよしみで安くして頂いたのですが(1時間\550ぐらい)、いいのかな~、こんなにステキな待遇受けて・・・!?



マッサージでしばし極楽 - Photo No.4 いつもはこんなカンジのお部屋に

マッサージでしばし極楽 - Photo No.5 マットレスが置かれ、マッサージ開始です。


「母親業に休みはない」と良く言われますが、全くその通りで、子供がそばにいる限り365日24時間お休みはありません。

私は疲れが溜まると背中がパンパンに張るのですが、この時も背中が凝りに凝って鉄板のようでした。

カチカチの背中を丁寧に揉み解してくれるベテランセラピストさん。

あぁ~、極楽~、極楽~~~。
南無阿弥陀仏ー、南無阿弥陀仏ー・・・。

束の間の極楽タイムを堪能する私。

気持ち良くて意識が朦朧としてきたその時、

ピュルルルル~と持参のトランシーバー(*)の音。

(*携帯は1つしかないのに、何故かトランシーバーは2つあるという妙な一家なんです・・・:汗)

はあ!?

「娘が帰るって騒ぎ出すんで・・・」

という夫からの連絡でした。

えぇぇぇ~っ!!! まだ40分しか経ってないや~ん~!!!(泣)

夫が連絡をくれたのは、どうやらお隣の門の前からだったようで、数分後に娘が部屋に乱入!

はぁぁ~・・・!?!

私が他所様のお宅で横になり、誰かに(もちろん女性ですよ!)体を触られてるその図が娘には相当ショックだったようで、

「おかあさん、ここでねんねダメねー! ぜったいダメー! おうちかえろうよー!」

と半泣き。

手が付けられない状態になる前にと、慌てて料金とチップをお支払いし、とっとと退散。(泣)



家に帰ってから、私にしがみついて思いっ切り甘えた娘は気が済んだのか、いつものように遊び始めました。

がっ、私の心は・・・

もぉ、がっかりがっかりがーっかり・・・。(涙)






その後も娘は、ふとした瞬間

「おかあさん、○○さん(お隣の奥さん)のおうちで、ねんねダメねー、ぜーったいダメねー!」

と毎日毎日1週間ぐらい言ってました。

余程イヤだったんだろうな。

けど、そう言われる度に、なんかイケナイことしたみたいで、複雑な心境になる私でした。(苦笑)

2007年8月25日 






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