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香りのいい花(山丹花・キバナクチナシ)

香りのいい花(山丹花・キバナクチナシ) - Photo No.1 中庭?の山丹花(サンタンカ)が花盛り。
食卓の真横なので、ごはんを食べてるとポワ~ンといい香りが漂ってきて、良い気分になる。


香りのいい花(山丹花・キバナクチナシ) - Photo No.2 ←お花が咲いてない時はこんなカンジ。
葉っぱも青々してて清潔感があるから好き!


香りのいい花(山丹花・キバナクチナシ) - Photo No.3 生後7ヶ月のモコ。
モコ、おとーちゃんお手製のベビーベッドでゴロゴロしながら、山丹花のお花や葉っぱを眺め、ニタニタしてた。


香りのいい花(山丹花・キバナクチナシ) - Photo No.4 お花アップで。
山丹花の“丹”は赤を意味するらしく、画像検索してみても日本で見られる山丹花は見事に赤ばかりだった。たまにオレンジや黄色っぽいのもあるが、白は極めて珍しいらしい。(←おとーちゃん談)
個人的に大好きなブア・サワンといい、この山丹花といい~・・・大家さんのセンスが光ってる!
ウチの大家さん、大の植物好きで、気の利いた植物をあちこちに植えてくれてるのだ。
植物好きの人って楽器が弾ける人と同様憧れる。
私のように愛でるだけのなんちゃって植物好きじゃなく、自分で植えて、丹精込めて育てちゃうような人。楽器もそうだけど、自分には抜け落ちてる部分だから、強く惹かれるんだろうな・・・自分は知らない豊かな世界を持ってて羨ましい~って憧れちゃうのだ。


香りのいい花(山丹花・キバナクチナシ) - Photo No.5 いい香りがするお花のお話をもう1つ。
←キバナクチナシ。
中国雲南省~タイ~マレーシアにかけて分布する植物で、日本なら植物園で見られるそう。
スクリュー型に花弁を広げてるのが特徴。
このお花、咲き始めは白で、その後黄色っぽくなり、最終的には画像のようなオレンジになる。
香りは、熟れた桃みたいなほんのり甘い香り。とにかくなんともいえないステキな香りなのだ。(PCで匂いが伝えられないのが残念!)
あ、ちなみにタイ人って香りがいい黄色系のお花を好むんですって。ナルホド!


香りのいい花(山丹花・キバナクチナシ) - Photo No.6 ←木はこんなカンジ。
画像右の櫓みたいな東屋みたいな所は現在物干し場に使ってて、9~10月このお花が咲く頃は、素晴らしい香りに包まれる。
洗濯物を干してる間、とっても幸せな気分になるのだから香りパワーってスゴイ! 侮れない!!


香りのいい花(山丹花・キバナクチナシ) - Photo No.7 キバナクチナシの匂いをかぎながら「あぁ、日本は金木犀が咲いてる頃だなぁ」と毎回日本を思い出す。
で! 先日、毎度お馴染みの山のリゾートへ行った時、どこからともなく金木犀の香りが漂ってきてぇ~・・・!
え、ウソッ! タイにも金木犀あるの?!
クンクンクンクンッ、持ち前の鼻の良さと、動物的勘をフルに発揮して捜索。
意外にあっさり見付かった。
この画像ではわかり辛いが、ちゃんと薄オレンジのお花が咲いてた。(日本のソレに比べると貧弱だったけど~。ボソッ)
でも、ほえ~、タイ(チェンマイ)でも金木犀が育つんだぁ、とひどく感激したのは事実。


香りのいい花(山丹花・キバナクチナシ) - Photo No.8 ←ニッポンの金木犀。前回の帰国時(2008年)金木犀が満開で嬉しくて撮影してしまった。
日本の金木犀は立派だなあ・・・。

日本を脱出し、海外移住したのが2000年、30歳の時だった。
20代半ば~後半は、季節労働者(!)の強みを活かして、春と秋、金木犀がほのかに香る頃日本で働き、夏と冬は、タイでのんびり過ごしたり、旅に出たりした。
金木犀の匂いをかぎながら、その匂いにパワーをもらって仕事場へ向かったこと、今でも覚えてる・・・
日本のお花で一番印象深いのは金木犀。一番好きなのは~桜かな? やっぱり。
この先どこに住むかわからないけど、根をおろす場所が決まったら、金木犀を育てたい(←おとーちゃんに頼らず自分でネw:汗)。ま、可能であれば、だけど。
金木犀を育てながら、愛する故郷を想うのだ。
・・・と、最後の金木犀はおまけでした。

2012/04/16(Mon)   

追記・・・お花の名前を調べたりそれぞれについて解説してくれたのは、おとーちゃん。やっぱりぃ!? ワタシがそんな勤勉なことするわけない。

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