みかづき / 森 絵都

2018/11/15(Thu) 09:53 - 屋久島 田舎暮らし編 - [6683]

みかづき / 森 絵都 久しぶりにいい本に出合いました。
手元に置きたい本リストに堂々仲間入り!
古本でいいので、いつか手に入れたいです。
まずは置く場所を確保してから。(⌒_⌒;

昭和から平成にかけて、ざっくりいうと、大島一家の長い物語。
女の人生、情熱をかたむけるもの、仕事と家庭、夫婦の有り方、一族とは? 生き甲斐、そして晩年の生き方など...しみじみ考えさせられました。
お話のメインは、ズバリ子供の教育。
勉強が不得意な小学生をもつ私にはドンピシャリな内容で、非常に参考になりました◎

ストーリーは、夫婦で学習塾を立ち上げ、その後の奮闘ぶりから晩年までを描いたもの。
時代背景が私が生きてきた時代とかぶるのと(40年代生まれw)、夫婦で起業したところ、夫が昔塾の講師をしてて塾長も経験したことがあるなど共通点が多く... 妙に感情移入してしまいました。(実は夫バンコクでも少しのあいだ塾の先生をしてたことがあるんです。懐かしい想い出。いつかまた機会があれば書きます)
いいことがいっぱい書かれてて、メモ魔の私はついメモってしまった。 φ(. . ) メモメモw
そちらもまたここでご紹介しますね。

内容的にNHKの朝の連続ドラマにピッタリ! と思っていたら、来年ドラマ化するそうですね。連ドラではないようですが...
私の中では、大島吾郎役は“堺 雅人”なんだけどなーw
吾郎のイメージそのままで、最後の方は堺 雅人の顏を思い浮かべながら読んでましたもんw

最初から最後までしっかりつくりこまれていて、最後の最後まで丁寧に書かれた本だと思いました。
西 加奈子さんの文章も好きだけど、森 絵都さんの文も負けないくらい好きになりました。
ぜひ別の作品も読んでみたい。


...夏よりかなりペースが落ちてるものの、日本の本が毎日読める幸せよ~...。涙 (夏は朝→海、午後→読書&お昼寝が日課で、悪天候の日はほぼ1日読んでたのですごい勢いだった)
1日雨の日があれば、1日中読んでるんだけどなー・・・
なかなか降りません。
ちなみに今日も快晴! ɿ (´-`) ɾ

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